その音にも 反応することが出来ない。 途中、何度もクラクションを鳴らされ 怒鳴られながら彷徨い続ける街中。 街頭ビジョンに流れる 速報の文字。 真っ暗な画面。 大きな太文字で 【速報】と記された文字は 【Ansyal ギタ-リスト Taka急逝】 っと続けられていた。 兄貴……。 さっきまで、涙一つ流せず 実感すらわくことがなかった 現実が速報の文字を捕えることによって リアルへと繋がっていく。