今の俺を支えるのは、
二つしかない。
コンクールと、
AnsyalのTaka。
それしか、俺自身にはない。
合同練習させて貰った日、
あの日、連絡先交換をしてくれた
高臣さんの計らいで、
今も時折、一緒に練習させてもらう、
DTVTのメンバーとの合同レッスン。
自室でのピアノレッスン。
Ansyalの、
アルバムの地下作業。
眠る間もなく、
次から次へと仕事を詰め込んで
唯ちゃんのことを考えないように
自分自身を追い込んでいく。
時折、視界が
真っ暗に閉ざされそうになる
意識を必死に繋いで
逃げるように走り続ける。
こうすることでしか
俺は、俺自身を保てない。
こんなにも……
脆かったんだ。
時折、感じる
鳩尾の痛みすらも、
鎮痛剤で隠して
今に集中していく。



