この時間に、
唯ちゃんはいない。




この場所に
唯ちゃんはいない。





だけど俺には、
俺を見てくれる
受け止めてくれる
ファンもいてくれる。


仲間もいてくれる。






それは確かな
真実だから。






そして、どれだけ
唯ちゃんとの
距離が遠くても
俺が唯ちゃんを今、
この瞬間も思い続ける心に
偽りはないから。






この場所から、
この空の下で泣いている
唯ちゃんに全力で
奏で続けるよ。







その音が風にのって、
唯ちゃんの涙を
拭ってくれることを信じて。











唯ちゃん……。