俺が俺自身を支えるために
Ansyalを利用しているのを
知りながら託実さんたちは、
俺の共犯になってくれてる。
俺が負担を感じないように
Ansyalから、
俺を求めたように
さりげなく配慮してくれて。
そんな想いにも
答えたい。
兄貴が選んだ最高の
Ansyalメンバーと
兄貴を思い続ける
最高のファンと一緒に
待ち続けたい。
兄貴のファンたちは
一人で待ち続ける寂しさから
逃げ出した俺までも
優しく包み込んで力をくれる。
だから、
わかってくれるよな。
唯ちゃんも。
兄貴が愛する
最愛のその人だから。
俺が愛する
最愛の人だから……。
今は余裕がないんだ。



