どんなに人を傷つけても



俺は兄貴が
帰ってくる場所を
守りたいんだ。






それだけはあの日から、
揺るがない心。




俺の想い。






そして……それは、
これからも唯ちゃんたちファンも
裏切り続ける。


そんな罪悪感もまた俺の物。





二つの心を
天秤にかけるのは
今もあの日から、
変わらない。






この先も俺は、
この天秤をかけて
歩き続ける。




それは
逃げることがない唯一。