そんな景色を見つめながら 唯ちゃんの鼓動を感じながら 俺の脳裏はこの時間の想い出を メロディーとして刻み込んでいた。 優しい夜は 暖かく二人を 包み込んで流れていく。 何処までも ぬくもりに満ちた 甘い時間。 この時間が 永遠に止まればいいのに。 叶わないと知りながら 願わずにはいられない。 この時間が このまま止まれば……。