兄貴にもう一度、 ステージに立って欲しいから。 それまでは 俺はこの場所を守り続ける。 そう決めたんだ。 此処にいる俺は AnsyalのTaka。 俺が待ち続けてやまない 兄貴を……演じ続ける。 本当の俺は、 今、ここで求めなくてもいい。 この場所でなくても 俺は存在できるから。 「託実さん。 もう出てスタジオに入ります。 俺、もう大丈夫ですから。 Takaらしいアレンジ、 脳内で完成してますから すぐに形にします」 その日、俺はメンバー それぞれと向き合った。