兄貴のTakaと
一緒に撮った写真から
俺のTakaと
一緒に撮った写真。
比べて見たことなかった。
兄貴の隣の唯ちゃんは、
最高の笑顔で笑ってた。
兄貴は唯ちゃんの笑顔を
引き出せて、
俺は唯ちゃんを戸惑わせる。
俺の傍で写る唯ちゃんの写真は
どこか萎縮して
ギコチナクテ。
『あんな女みたいな
恰好したの
何処がいんだよ』
自分自身を
嘲け笑うように暴言を吐く。
自分で紡ぐ言葉も
自身に深く突き刺さったけど
それ以上に唯ちゃんに、
叩かれた頬が
どうしようもないほどに痛かった。
Ansyalを……
兄貴との思い出を
必死に語ってまで
Ansyalを全力で擁護する
唯ちゃんの言葉が
いやおうなしに俺に突き刺さった。



