乱れる心を
鎮めるように
Ansyalの曲を
ゆっくりと流す。





十夜の声が
静かに部屋中に響く。



Takaのギターが
ピアノが
苦しいほどに
突き刺さってくる。





その日、Ansyalを
子守唄に静かに
涙を流しながら夜を迎えた。

















私にはAnsyalがいる。











Takaが居るから
……今を生きられる……。