少しだけ開けた 病室の窓から、 優しく風が流れ込んできて 私の髪に肌に触れていく。 「お待たせ。唯ちゃん」 えっ? 言葉も何もかも違うのに その声はあの日の Takaの優しさに似て…… 胸がキュンと締め付けられた。 「……有難う……。 なんか服まで、 選んで貰って。 高かったんじゃない?」 「別に気にしなくていいよ。 俺だってバイトしてるし 好きな女に 服くらい買えるよ」 えっ? 好きな女?