彼はとても優しくて、 傷ついた私の心の中に すーっと寄り添って 滑り込んできた。 流れなかった涙が、 彼の優しさに触れて 溢れ出した……。 そして、その温もりの中で 意識は閉ざされた。 気が付いたら 真っ白な天井が広がって そこが病室だと言うことがわかった。 携帯電話の日付は、 アイツに乱暴された日から 二日が過ぎてた。 ベッドサイドに残された 手掛かりは マキシシングルが一枚。 Ansyal「天の調べ」。 (DEMO)