浮かび上がるのは
甘く切ないメロディー。




アルペジオが綴る
快楽の波。





そして……囁き……。








もやもやする心を
自ら覆い隠すように
フレーズを幾度も幾度も
録音して綴っていく。










……唯香……。








君を知って
俺は初めて自分で歩き出せたんだ。










大切なことを
教えてくれた唯香だから……
俺は……。