Love Songを君に【Ansyalシリーズ TAKA編】




「行くぞ」


託実さんの合図で
overturが
静かに流れ始め
俺たちは
ステージに姿を見せる。



一際高くなる歓声と
メンバーコール。



真下に見える
唯ちゃんの瞳は
恋をするように
キラキラと輝いていて
雪貴の俺には
……縁遠いくて……。




目を閉じて、
祈りを捧げる。






彼女が俺に
気が付いてくれますようにと。





場違いな
願いだと知りながら
一人……祈り続ける。