震えながら立ち尽くす、 私の唇にふと、 暖かいものが触れた。 えっ? ……キス……。 「唯ちゃんの、唇もらい。 これ、口止め料ねー。 さ、俺は本屋行かないと。 唯ちゃんも、 さっきから後ろにいるの 友達なんじゃん? じっと…… こっち見てるからさ」 悪魔な彼は にっこりと微笑んで 後方に視線を移す。