ケガレ

でも、やっぱりショックで、仲のいい子に愚痴ってた。


怒られた。

「もっと大事なことがあるでしょ?
みんな、嫌なことだってある。
それでもみんな正しい方に頑張ってる。
あたしだって嫌なことあったよ?
もっと自分のこと大事にし。」


みんなも嫌なことあるっていうの

そうだよねって思った。

自分ばっかって、そんなのずるいよねって

ありがとって言った。

「うち、がんばる。」

またいっぱい勉強した。

それまでも、そんなこともありつつ勉強してたけど、

気持ち切り替えていっぱいいっぱい勉強した。

しばらく経つと、またぷつんと糸がきれる。



嫌なことが起きたから。

クソ姉とケンカした。

あり得ないんだけどさ、私の使ってるケータイってさ、クソ姉と共同なわけ

あり得ないでしょ?w

んで、メールの受信BOX分けてたの

せめて、って感じで。

明らかに見てんのクソ姉が。

何でってまあわかるわけよ

だから、ケンカの原因は、勝手にメール見んなって話

メールっていうのもさ、たいてい消してたんだけど、

最近めんどくさくて、消してなかったの

クソ姉ってさ、ネットでエロ動画見てんの

キモいでしょ

そのおかげで一回、架空請求ぼこぼこきたことあるし

私が親にばらしたのさ、ざまあって感じだよキモいキモい

そんなのを根にもたれてるからさ

メールの内容親にばらすって言われたの

でも、んなことできるわけないっておもってたから、

だって、そんなの、言ったらどうなるかわかるでしょ?

流石に言っちゃダメでしょ?

しかも、もうしてないことなんよ?

もうしないって決めたんだよ?

だから、言わないと思ってた。

言ったら殺すって辞書投げた。

近くにあった鉛筆削りも投げた。←くるくるするやつ


物音で母がきた。

クソ姉が仕返しに辞書を投げる。

母が見たところからいくと、

こら!なにしてんの!

と、姉が怒られる。

姉がまたうおーんて泣く。

なんなのまた。言わないとわかんないでしょ?
ああ、どうするのそれ、何投げたの?


知らん。その人がした。

うおーんあおーんて、本当に泣くのよこうやってw

夜なのに近所迷惑だよねー

全部が姉のせいになって、私はほくそ笑む

なんせその人は寝っ転がってて、

私は机に向かって勉強してるし。

全部、あの人が悪い。


何があったの?話さんとわからんやろ?
いっつも泣いてばっかで…


「自分はおじさんと会ったくせに!!」


母の顔色が変わる。

「ホテルにも行ったくせに!!お金ももらったくせに!!」

心臓がバクバクいい出した。

嘘でしょ、あんたなにやってんの、そんなこと言ったらどうなるとおもってんの。

「そんなことしてたん…」

「そんなんじゃないし。ただ遊んだだけ。お金も返した。」

クソ姉がつけあがるのが嫌で、あくまで平静を装った。

後ろで聞こえる大きなため息。

「あんた…子供できてもめんどう見ないからね…」

「そんなんじゃないもん!避妊してるし!」

母は一階におりっていった。




「ふん、これでよかったんやろ」

「よかったよ、これでやっと、自分がどれだけ子供苦しめてるかわかるんだから。」

強がって見せたけど、

今すぐそのクソアホの息の根を止めてやりたかった。

あんたが散々ダメな子をやってきて、

その、母が失望した部分を全て、

私がいい子を演じて、取り繕ってきたのに。

あんたがバカだから一番いい学校に行ったのに。

あんたが友達いないからにせものの友達を必死に作ってきたのに。

あんたが何もしないから家の手伝い全部してきたのに。

ずっとずっとあんたがダメだった分をこっちがいい子になりきってやってきたのに


本当に、こいつを殺したかった。

お母さんのため息が嫌いなんだよ。

お母さんがイライラするのも悲しいのも、あんたのせいなんだよ

だから、あたしが顔色うかがって生きてきたんだよっ