「…どした?悠里、顔色悪いけど」
さらにその翌日。
あたしは月に数回はくる腹痛に限界寸前だった。
しかも今日に限って、いつも持参している鎮痛剤は底を尽きていた。
「う~ん…ただの生理痛だよ…」
「本当?鎮痛剤でももらってくれば?」
希の言葉に軽く頷いたけど、もう限界。
次の時間は先生がいないから自習だし、最近寝不足で眠いから保健室で休ませてもらお……
そう考えたあたしは希に「次の時間休む」と伝え、保健室に向かった。
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