修夜先輩と初めて会った日から、すでに3日経っていた。
"また今度"って言われたあたしは単純だから、またすぐあたしの所に来るのかなぁって思ってた。
休み時間の度に廊下をチラチラ見たり、2年生の教室を通る前はドキドキしたりもした。
だけどどんなに待ってもあたしの所に修夜先輩は来ず……
あ、あの"また今度"はその場しのぎの言葉なんだって、やっと気付いた。
ちょっとだけ、ちょこっとだけ先輩に会いたかった気持ちのあるあたしはガッカリした。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…