最後の女、最後の恋。 そして人生最後のプロポーズ。



何回会ってもこいつだけは慣れない。

無理だ。

なぎさに会いたい。

最近は俺の治療や、なぎさのテストとか色々あってなかなか会えない日が続いている。



『何回来れば気が済むんですか。』

その女を睨んだ。が、無駄で。

「その目つき好きだぁ。」

勝手に俺のベッドに座って体を密着させてきた。

『あっそ。』

女を突き飛ばすようにベッドから離れさせた。