最後の女、最後の恋。 そして人生最後のプロポーズ。


 

『どういうことだよ、これ……』




「佐藤なぎさの過去よ。」


必死にスクリーンを見ていた俺の前に一人の女性が現れた。

普通の男が惚れそうな綺麗な人。



『誰……?』

「神。」

神?神様ってこと?

俺、今まで神様って男ってイメージしかなかったんだけど女なんだ。

いやいや、そうじゃなくて……俺は聞きたいことが山ほどあった。



『なんで神様がここにいるんですか?』