「あたしこうゆうの、なんて言えばいいかわかんないんだけどさ、付き合ってもいいよ。」

まじで?

ふられたと思ってたのにまさかの展開。

俺と似て恋愛に不慣れな感じ。

『ほんとに?いいの?』

「信じるとか、愛とか、わかんないけど……静、優しいし……信じれそうな気がする。」

だんだん声が小さくなっていったなぎさは照れてるのか少し顔が赤い。

『ありがとな。』

この時ばかりは嬉しさを隠しきれなかった。

今日の俺は機嫌がいいかも。

生徒会出ちゃおっかなー、なんて。出ないけど。