最後の女、最後の恋。 そして人生最後のプロポーズ。




「おい、お前またサボりかよ……一回くらい俺もサボりてぇわ。」

同じクラス、そして生徒会の涼平。

友達とかじゃないけど、こいつは誰にで もフレンドリーだからみんなから好かれ てる。



そして今週一週間は、生徒会が毎年行っ ている、挨拶運動。


ただ玄関の所に立ってるだけなんだけど、ちゃんと出てる涼平は偉いと思う。

『うん。サボれば?』

サボることしか考えていない俺とは正反 対。

『あー……まじか。』