そこにはなぎさを囲んでいる女たち。

その中には前に俺に告ってきた奴らも入っている。


「あ……新条先輩……」

『何してんの?って聞いてんだけど。』

女共を睨みつけた。

「これは……」

全員おどおどしてる。

そんな奴はほっといて俺はなぎさの手を取った。

『ごめんな……なぎさ。』

震えるなぎさを抱きしめた。




「……あんたなんか消えればいいのに。」