もしかしたらなぎさはあの神様からのプレゼントだったのかもな。

「静、今までありがとう……幸せにしてくれてありがとう……ずっと静だけを愛してるよ……」

意識がなくなる直前、俺の唇に温かいものが触れた。

なぎさ、最後まで泣かせてごめん。

幸せだったよ、ありがとう。

俺の意識は完全になくなった。