最後の女、最後の恋。 そして人生最後のプロポーズ。

『なんなんですか。』

「お前を転校生の世話係に任命する。」




は？

いきなり何を言うんだこの担任は。

『なんで俺なんですか。涼平も生徒会……』

「あいつはちゃんと生徒会の活動頑張ってるんだぞ。それなのにお前は……」

そこ触れますか、先生。

『あー、わかりましたっ……で？何すればいいの？』

そんな事を言われたらもう受け入れるしかなかった。

たしかに涼平は毎回休まず生徒会の活動してるし。

今まで生徒会をサボりまくった俺への罰なんだな、きっと。