最後の女、最後の恋。 そして人生最後のプロポーズ。





次の日、登校した途端担任に呼び出しをくらった。

なんだよ、最近寝不足だから寝ようと思ってたのに。

若干イラつきながらも職員室に入っていった。

「おー、おはよう。」

『はよ。』

担任の席に先に座った。

だから担任は立ったまま。

「なんだ、お前その態度は。」

『最近寝不足なんです。』

「そうか。まあいい。お前生徒会だよな。」

まあいいのか。

っていうか何の話なんだろ。

できるだけ早く済ましたい。

『一応……』

俺がそう答えると、よしっと担任は一人で何かを解決したような顔をした。