神様お願いします。

俺はもう静かに死を迎えます。

だから、なぎさのこと、今よりも幸せにしてやってください。

偽りの笑顔が無くなるぐらいに。

俺はこの日から毎晩祈り続けた。

あの時夢の中で会った神様に。

あれが例え夢だったとしても、今の俺には祈るぐらいしかできないんだ。