最後の女、最後の恋。 そして人生最後のプロポーズ。


いいことだし、普通の人からしたら当たり前のことかもしれないけど、なんか寂しくなった。

【うん、コンビニだけどな。】

【そうなんだ……あたしも踏み出さなきゃな。】

【まぁな。いつかは働かなきゃなんないんだし。】

何の意味もなく言ったであろう翔さんの言葉があたしの心に突き刺さった。

わかってるのに……あたしだってわかってるよ。

頭ではわかってるんだよ。

そのあとはメールを返す気になれなかった。