「美里、俺と、結婚しよう?」





同時に開けられた箱の中には、キラキラと光る小さな指輪。





「……っせ、せん、せ…」






「ははっ、それは…嬉し涙って事でいい?」



「う、んっ、うんっ…!」





先生にギュっと飛びつく。






「海斗、大好き!」



「俺も」








これからは、ずっと一緒に居られる。





2人で。







先生と一緒に。









      【END】