ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー あれから、2年。 高校2年生だった私は、大学生になった。 「美里」 振り返ると、そこには愛しい人。 今では、何も気にしないで抱きつける。 「えへへ、先生っ迎えに来てくれたんだ」 「また先生って…」 「あ…ご、ごめん…クセで」 先生は私の頭を軽く叩いた。 「ったく…ホラ、いくぞ」 「うんっ」