ゆりりと他愛もない雑談を交わしていると

校内掲示板が見えてきた

案の定人だかりができていて、
もちろん背の低い私は見ることができなかった。


「はあ・・・全然見えない。」


わざとらしく少し大きめな声でそういうと

人だかりが一斉にこちらを向いた。


「え・・・え。何?」


一瞬戸惑ったが、理由はすぐにわかった。


「・・・!セナち!!!早くみて!!!!」