――――――――ゴロゴロゴロ…






 いつの間にか雷まで鳴りだして、






 余計不安になる。






 雷嫌いだし、空汰君にないし…不安だらけで押しつぶされそうだ。








「怖いよ…」






 ピカッと光る。





 キッチンには記念日用のいつもより少し豪華な夕食。






 ソファでぬいぐるみを抱きしめながら不安に耐える。







「空汰君…」






 呼んでも返事はない。