次の日
学校に行くと、一晩泣いたせいで腫れた目を心配されたけど
なんでもない、大丈夫
でなんとかごまかして過ごした。


そして昼休み



今日は昼休み生徒会があるらしいから
私は生徒会室に向かっていた。

よかった・・・

放課後だったら・・・。



安心していた私の前に現れた聞き覚えのある声の持ち主。

「おい、新島。」


・・・・・・・・詩織先輩だ


「あんた、私が言ったこと覚えてる?蓮に近づくなっていったよね?」

そう言って近づいてくる。

反射的に私は後ずさる。

「私、見ちゃったんだよね~。蓮とあんたが話してるところ。」


うそっ・・・・


みられ・・て・・た・・・の・・?

驚いて顔を上げると

口は笑ってるけど目が冷めている詩織先輩がすぐそこにいた。




「あれだけやっても、わかんなかったみたいだね・・・?」