それから生徒会の仕事をして
一通りの仕事は終わったので、先に帰らせてもらうことにした。
「じゃあ、お先に失礼します」
そう言って微笑むと
「おつかれ~」
って、みんなも微笑み返してくれる。
しあわせだな~私。
なんて思って、ニコニコしながら帰っていた私の前に
・・・・・・・・・・・・・・
ひとつの影ができた。
「鈴」
声を聞いた瞬間
体が震えるのがわかった。
見なくてもわかる。
拓海さんだ・・・・・・・。
その影は近づいてきて、私の前で止まる。
そして腕が伸びてきて、
ビクッ
私の頬をなでた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…