次の日の放課後。
また私はあの場所にいた。

大澤さんが、

「生徒会のメンバー紹介するから、あの場所にいろよ」

と、何故か命令口調で言ってきたので、ここにいる。


ってか私。生徒会に入って何すればいいんだろう・・・


そんなことを考えてると、たくさんの足音が聞こえてきた。

そして目の前に現れた生徒会の人であろうメンバーと、大澤さん。


女の人がひとりで、男の人が大澤さん含めてさんにん?みたいです。



みなさん、なんかキラキラしててかっこいいな~。

なんて思ってたら、女の人がすごく目を輝かせて

「きゃーーー可愛い~♥」
って言って抱きついてきた。

「えっ・・・あの・・・っ」


どうすればいいか戸惑っていると、

「ほら、恵里菜。鈴ちゃん困ってるだろ?」

と、大澤さんを除いたおふたりのうちのひとりが注意して、

「ごめんね?鈴ちゃん」


と、すごくさわやかな、

大澤さんとは大違いな笑顔で謝ってくれた。


「ぃえ・・・//」


あまりに顔が近かったのと爽やかすぎる笑顔で
私はうつむいて返事をするしかできなかった。