「ねー、しおりどうしたん?」

「えっ?」


優美は足を止め私の顔をじっと見つめてくる。

「ん、何でもない。」

私は適当に返事をしてまた歩き出した。



やっと学校につくとみんな掲示板に貼ってるクラスを見にいっぱいたまってる。

私のクラスは……

「しおりとクラス違うー」

「そっか…ま、遊びに行くしいいやんっ」

…って笑いながら言った。