「おはよう。今日はよろしくね。東海さん」 「はい。頑張ります」 聖司たちの卒業式 私は送辞を読む 答辞は聖司 だけどお互いに中身は知らない 当日、今日までの秘密だ 「卒業生入場」 厳かなパイプオルガンの音と共に卒業生が入ってくる 全員の名前が読み上げられ、代表に証書が授与される 「総代 三條 大地」 「はい」 意外というか……首席は三條先輩 しかも、進路は最高学府の一番難しいところ 首席で入ったのだから 信じられなかったりする 「在校生代表 送辞」 「はい」 さあ出番だ