ボソッと言った言葉は届かないはずだったのに扉がガチャっと開いた。
「・・・好きに決まってるだろ」
しゃがみこんで優しく頭を撫でてくれるからあたしはパッと顔を上げた。
そこにはいつもの優しい笑みをした彼がいたんだ。
「お前に言われてそうだなと思った。俺も何も変えようとしなかったし、言葉不足のところいっぱいあったよな。最初の告白のときだって江坂のことを先に言えば良かったのにとにかく言うことしか考えてなくてさ。俺だけが傷ついたわけじゃないよな。お前も同じ分だけ辛かったんだもんな」
頭を撫でる手は止めずにあたしの目を見て言ってくれる。
今あたしたちの目の前に壁はないよね?
あたしはそのまま栄に抱きついた。栄もあたしを抱きしめ返してくれたんだ。
「・・・好きに決まってるだろ」
しゃがみこんで優しく頭を撫でてくれるからあたしはパッと顔を上げた。
そこにはいつもの優しい笑みをした彼がいたんだ。
「お前に言われてそうだなと思った。俺も何も変えようとしなかったし、言葉不足のところいっぱいあったよな。最初の告白のときだって江坂のことを先に言えば良かったのにとにかく言うことしか考えてなくてさ。俺だけが傷ついたわけじゃないよな。お前も同じ分だけ辛かったんだもんな」
頭を撫でる手は止めずにあたしの目を見て言ってくれる。
今あたしたちの目の前に壁はないよね?
あたしはそのまま栄に抱きついた。栄もあたしを抱きしめ返してくれたんだ。

