「あたしはそういう駆け引きとか好きじゃないの」




「・・・ごめんなさい」





「はあ。まああたしのことじゃないしあゆちゃんがいいならいいんだけどね」




はあ。理子にあんな嘘つかせたのも元はと言えばあたしが相談しなくて寂しい思いさせたからだもんな。



とにかくでも理子がライバルじゃなくてよかった。




とりあえず和解して三人でボーッと屋上で話を続けた。