一方あたしはというと全くのスコアでよく当たって5本。
もちろん成績は一向に伸びず遼ちゃんに差をつけられるばかり。
「あゆ、真っ直ぐ投げてみろ。お前真っ直ぐ投げてるようで真っ直ぐになってないから」
「真っ直ぐだもん。でも一回やってみる」
遼ちゃんに言われて意識して真っ直ぐに投げてみる。
カコンとボールがピンを弾いた。
「やったーっ!!」
念願のストライク。
思わず遼ちゃんとハイタッチ。
「やったよ。遼ちゃん。やったーっ」
「良かったな。それに久しぶりに笑った。安心したよ」
あ、ほんとだ。
あたし久しぶりに笑ったかも。
すごく楽しかったかも。
遼ちゃん心配してくれてたんだ。
もちろん成績は一向に伸びず遼ちゃんに差をつけられるばかり。
「あゆ、真っ直ぐ投げてみろ。お前真っ直ぐ投げてるようで真っ直ぐになってないから」
「真っ直ぐだもん。でも一回やってみる」
遼ちゃんに言われて意識して真っ直ぐに投げてみる。
カコンとボールがピンを弾いた。
「やったーっ!!」
念願のストライク。
思わず遼ちゃんとハイタッチ。
「やったよ。遼ちゃん。やったーっ」
「良かったな。それに久しぶりに笑った。安心したよ」
あ、ほんとだ。
あたし久しぶりに笑ったかも。
すごく楽しかったかも。
遼ちゃん心配してくれてたんだ。

