家に送ってもらったけど遼ちゃんは入らずに帰った。




どうしよう。


遼ちゃんがあたしのこと好きだなんて全く想像もつかなかった。


だっていとこだよ?担任の先生だよ?
あり得ないよ。




ベッドに寝転んで目を腕で覆う。




栄は江坂さんが好きであたしのことを好きなふりをしてた。




その事実は紛れもないものであたしは栄の口からそれを聞いてしまった。




この恋が叶うことはない。
たとえミントチョコを食べても。