「泣いてたんだろ?なんかあったか?」




「ううん。何もないよ」




「・・・帰るか」




「うん。帰ろう。お腹空いたなあ。今日の晩ご飯はなんだろうね?お母さんに遼ちゃんと一緒に帰ること言っとかなきゃ」




遼ちゃんと一緒に部屋を出て車に向かう。


あたしは下駄箱で靴を履き替えなきゃ
いけないから駐車場で待ち合わせ。