季節は変わり、夏に入ろうとしている。
最近私の体調は一弾と良いのだ。
それもその筈。
もうすぐオーストラリア旅行に行くのだ。
大学祝いに両親が、憧れだったオーストラリアに連れていってくれると聞いた時、一気に病気が吹っ飛んだ気がした。
二週間後、私はオーストラリアに居ると思うとドキドキが止まらない。
しかし浮かれているのも束の間。
「恵美…嬉しいのは分かるけど……レポート書こうよ」
「……そうだった、レポートだった……」
私はレポートを書かなくてはいけない。
しかしオーストラリアの事を考えるとレポートどころではなくなってしまう。
「麻希はこの夏、何処かに行かないの?」
「ん?あたし?あたしは車の免許取ろうと思ってるの」
意外な麻希の答えに、私は返す言葉を失う。
「何をするって聞いたんじゃなくて、何処に行くって聞いたの……」
麻希は、シャーペンを弄びながら「あー」と言い、
「あたしは従姉妹のお姉さん家に行くのよ。最近赤ちゃん産まれてさ」
と嬉しそうに笑った。
麻希は大の子供好きであり、小さい頃私に妹が産まれた時も大喜びしたものだ。
一人っ子である彼女には小さい子供が凄く可愛いのだろう。
「そっかー!でも麻希、話戻るけど車の免許取ってどうするの?」
「どうするのって…この先就職したときとかに便利でしょ?」
当たり前だと言うように麻希は答える。
しかし私は免許を取れない。
何故なら怖くて運転が出来ないからだ。
「確かにねぇ……私は就職するなら近い所がいいな」
「だと思った!麻希は小さい頃から面倒くさがりやだよね」
「面倒くさいっていうか……長く続かないの」
恥ずかしながら私は答える。
「まぁ恵美がそれで良いって言うならいいけどさ」
現在私達は私のアパートでレポートを書いている。
秋都は出掛けていて、夜まで帰ってこない。
「私オーストラリアに行ってコアラと写真撮るの!」
「まーたオーストラリアの話?」
子供の様にはしゃぐ私を見て麻希は飽きれ半分。
「オーストラリアも良いけど、レポートの提出期限の方が早いよ」
「………そうでした」
期待で胸がいっぱいの私がレポートを書き上げるのはそれから四時間後の話だった。
最近私の体調は一弾と良いのだ。
それもその筈。
もうすぐオーストラリア旅行に行くのだ。
大学祝いに両親が、憧れだったオーストラリアに連れていってくれると聞いた時、一気に病気が吹っ飛んだ気がした。
二週間後、私はオーストラリアに居ると思うとドキドキが止まらない。
しかし浮かれているのも束の間。
「恵美…嬉しいのは分かるけど……レポート書こうよ」
「……そうだった、レポートだった……」
私はレポートを書かなくてはいけない。
しかしオーストラリアの事を考えるとレポートどころではなくなってしまう。
「麻希はこの夏、何処かに行かないの?」
「ん?あたし?あたしは車の免許取ろうと思ってるの」
意外な麻希の答えに、私は返す言葉を失う。
「何をするって聞いたんじゃなくて、何処に行くって聞いたの……」
麻希は、シャーペンを弄びながら「あー」と言い、
「あたしは従姉妹のお姉さん家に行くのよ。最近赤ちゃん産まれてさ」
と嬉しそうに笑った。
麻希は大の子供好きであり、小さい頃私に妹が産まれた時も大喜びしたものだ。
一人っ子である彼女には小さい子供が凄く可愛いのだろう。
「そっかー!でも麻希、話戻るけど車の免許取ってどうするの?」
「どうするのって…この先就職したときとかに便利でしょ?」
当たり前だと言うように麻希は答える。
しかし私は免許を取れない。
何故なら怖くて運転が出来ないからだ。
「確かにねぇ……私は就職するなら近い所がいいな」
「だと思った!麻希は小さい頃から面倒くさがりやだよね」
「面倒くさいっていうか……長く続かないの」
恥ずかしながら私は答える。
「まぁ恵美がそれで良いって言うならいいけどさ」
現在私達は私のアパートでレポートを書いている。
秋都は出掛けていて、夜まで帰ってこない。
「私オーストラリアに行ってコアラと写真撮るの!」
「まーたオーストラリアの話?」
子供の様にはしゃぐ私を見て麻希は飽きれ半分。
「オーストラリアも良いけど、レポートの提出期限の方が早いよ」
「………そうでした」
期待で胸がいっぱいの私がレポートを書き上げるのはそれから四時間後の話だった。
