【妃菜side】
今回のご飯から、さっきお兄ちゃんに言われた通りドロドロのまずそうなものが目の前に出てきました。
少し食べてみましたが、まずくて、もう食べれません。
「もういらない!」
「えっ、全然食べてないじゃん。ちゃんと食べて」
「無理、まずいもん」
「無理じゃないよ!今はこういったものしか食べれないんだから!」
「やだ!ごちそうさま…」
「ごちそうさましないよ!ちゃんと栄養摂らなきゃ」
「点滴でいい…」
「普段なら、点滴とか鼻から栄養チューブ入れたりしてあげられるんだけど、今回の場合は口からの食事をしなくなると、もっと飲み込む機能が低下してしまうから、点滴とかは出来ないんだよ」
「じゃあ、普通のごはんにして!これはやだ!」
「前も言ったけど、今は飲み込む機能が低下してるから、普通の固形物は食べれないよ。」
「やだ…」
「嫌だけどね、今の妃菜はこういうペースト状のものしか食べれないんだよ」
「やだ…(泣)」
「泣かないの。リハビリだと思って頑張って毎食食べてたら、徐々に機能も回復してくるはずだから、しばらくはこのペースト状のごはんで我慢して」
今回のご飯から、さっきお兄ちゃんに言われた通りドロドロのまずそうなものが目の前に出てきました。
少し食べてみましたが、まずくて、もう食べれません。
「もういらない!」
「えっ、全然食べてないじゃん。ちゃんと食べて」
「無理、まずいもん」
「無理じゃないよ!今はこういったものしか食べれないんだから!」
「やだ!ごちそうさま…」
「ごちそうさましないよ!ちゃんと栄養摂らなきゃ」
「点滴でいい…」
「普段なら、点滴とか鼻から栄養チューブ入れたりしてあげられるんだけど、今回の場合は口からの食事をしなくなると、もっと飲み込む機能が低下してしまうから、点滴とかは出来ないんだよ」
「じゃあ、普通のごはんにして!これはやだ!」
「前も言ったけど、今は飲み込む機能が低下してるから、普通の固形物は食べれないよ。」
「やだ…」
「嫌だけどね、今の妃菜はこういうペースト状のものしか食べれないんだよ」
「やだ…(泣)」
「泣かないの。リハビリだと思って頑張って毎食食べてたら、徐々に機能も回復してくるはずだから、しばらくはこのペースト状のごはんで我慢して」