【兄side】

あれから30分もしないうちに、処置を終えた友達がリビングに戻ってきた。

「ありがとう。お疲れ様。大変だったろ?」

友1「いや、妃菜ちゃん頑張ってくれたから。きちんと言い聞かしたら、ちゃんと分かってくれたよ。お前、処置の準備が出来なてない時、妃菜ちゃんのこと叱ってないか?」

「ああ、言った通り下半身裸になって、開脚してなかったら、叱るというか注意はしてるわ。下着までは脱いだとしても、頑なに開脚しようとしなかったりする時もあるし…」

友1「それがダメなんだよ!妃菜ちゃん、頑張ろうとしてて、頭では処置の準備しないといけない事分かってるのに、処置自体の苦痛もあるけど、大半が羞恥心が邪魔して、気持ちが付いてこないんだ。」

「さっき、お前と妃菜が話してる内容聞いた。すごい自分に腹が立ったわ!妃菜に申し訳なかったって…」

友1「それなら、これからは処置前もゆっくり寄り添ってやれ。さっきの処置では下着までは自分で脱いで、仰向けになって、ほんの少しだけ開脚してくれてたぞ。で、そこからちょっと時間かけてやったら、そんなに激しく抵抗せず開脚できたけどな。」

「妃菜がそんな素直に…俺もこれからは気を付けるわ」

友1「それから、処置のことなんだけど。初めからかなり激しくこんな感じで刺激してやったら15分ぐらいで排尿あったぞ!でも、妃菜ちゃんの場合、1回での尿量が思ってたより少なくて、尿が出なくなってすぐに再挿入して、こんな感じで刺激したら、すぐに残尿出てきたから、今後はこんな感じで2回するようにしてやって。」

手に棒を持って、実際に手の動かし方を見せながら説明してくれた。

「ああ、分かった。初めからこんなにきつい刺激だと、妃菜相当嫌がっただろ?」

友1「そうだな、愚図ってはいたけど、何とか宥めながらやったら大丈夫だったけどな。処置中は羞恥心で嫌がってる訳じゃないから、何とでもなるって」

おそらく妃菜のような患者も診てきた経験のある友達は、妃菜相手でもうまくやってくれたようだ。

その後、ゆっくりと過ごしていたら、あっという間に3時間が経ち、再び処置の時間になった。