【妃菜side】
なんだか、とっても悲しくて、どうしたらいいか分からなくて、知らない間に泣き叫んで、お兄ちゃんの腕の中で暴れていた。
「イヤー!ヒッ!ハアー、ハアー、ヤーダ…」
急に呼吸が苦しくなってきて、余計にパニックに陥った。
「妃菜-!大丈夫だよ、落ち着こうね。すぐに楽にしてあげるからね」
そう言って、発作止めの吸入と注射を打たれたところで意識がなくなった。
目が覚めると、お兄ちゃんがベッドサイドの椅子に座り、頭を撫でてくれていた。
「お兄ちゃん?」
お兄ちゃんの優しい顔を見ると、また涙が出てきた。
「そうだよ。どうしたの?どっか苦しい?」
そう聞かれ、首を横に振る。
「また悲しくなっちゃた?さっきは急に苦しくなってビックリしたね。大丈夫だよ、お兄ちゃんがずっといるからね」
そう言って、わたしを起こして抱きしめてくれる。
なんだか、とっても悲しくて、どうしたらいいか分からなくて、知らない間に泣き叫んで、お兄ちゃんの腕の中で暴れていた。
「イヤー!ヒッ!ハアー、ハアー、ヤーダ…」
急に呼吸が苦しくなってきて、余計にパニックに陥った。
「妃菜-!大丈夫だよ、落ち着こうね。すぐに楽にしてあげるからね」
そう言って、発作止めの吸入と注射を打たれたところで意識がなくなった。
目が覚めると、お兄ちゃんがベッドサイドの椅子に座り、頭を撫でてくれていた。
「お兄ちゃん?」
お兄ちゃんの優しい顔を見ると、また涙が出てきた。
「そうだよ。どうしたの?どっか苦しい?」
そう聞かれ、首を横に振る。
「また悲しくなっちゃた?さっきは急に苦しくなってビックリしたね。大丈夫だよ、お兄ちゃんがずっといるからね」
そう言って、わたしを起こして抱きしめてくれる。