【兄side】
「妃菜、とりあえず点滴するよ。ちょっとチクッとするよ」
「今日は点滴だけ?治療しない?」
「うん?するよ。いつもしてるでしょ?いつもと同じ」
「いつもしてるから、今日はお休みがいい」
点滴は大人しくさせてくれるが、治療が嫌な妃菜は毎日のように何とか治療から逃れようとしてくる(笑)
「お休みしないよ。治療にお休みはないでしょ?お休みしたら、妃菜の身体しんどくなっちゃうよ。だから頑張ろうね」
「んんん……、でもやだ…。頑張れない…」
「妃菜は頑張れるよ。」
「やだ‥‥‥‥」とぐずぐず言っている妃菜。
「はいはい、嫌でもやるしかないんだから、やるよ!」
そう言って治療の準備をする。
まずは気管支への吸入をするのだが、この吸入器は気管を刺激するために、一般的なものより薬の出る勢いが強いため、妃菜はせき込んだり、苦しくて、吸入器から顔を遠ざけようとすることが多々ある。
「妃菜、まずは吸入するから、頑張ろうね」
そう言って、吸入器を口に当ててやる。
「妃菜、とりあえず点滴するよ。ちょっとチクッとするよ」
「今日は点滴だけ?治療しない?」
「うん?するよ。いつもしてるでしょ?いつもと同じ」
「いつもしてるから、今日はお休みがいい」
点滴は大人しくさせてくれるが、治療が嫌な妃菜は毎日のように何とか治療から逃れようとしてくる(笑)
「お休みしないよ。治療にお休みはないでしょ?お休みしたら、妃菜の身体しんどくなっちゃうよ。だから頑張ろうね」
「んんん……、でもやだ…。頑張れない…」
「妃菜は頑張れるよ。」
「やだ‥‥‥‥」とぐずぐず言っている妃菜。
「はいはい、嫌でもやるしかないんだから、やるよ!」
そう言って治療の準備をする。
まずは気管支への吸入をするのだが、この吸入器は気管を刺激するために、一般的なものより薬の出る勢いが強いため、妃菜はせき込んだり、苦しくて、吸入器から顔を遠ざけようとすることが多々ある。
「妃菜、まずは吸入するから、頑張ろうね」
そう言って、吸入器を口に当ててやる。
