「今日の放課後、友美の家行っていい?」


「へ?いいけど。」


突然、電話がかかってきた。

相手はあゆみ。


私はまだ、学校に行けていなかった。


あゆみって今は多分、というか絶対、授業中だと思うんだけど…。


なんとなくだけどあゆみの声は、殺気があって怖かった。


「こんにちはー♪♪」


「あ、どうぞ…?」


やっぱり変だ。

異常にテンションが高いし、声が怖い。


あゆみ、なんかあった…?


「部屋入ってもいい?」


「あ、いいよ。」


そんなあゆみを横目に見ながらも、部屋に入った。