「ねぇ、友美ぃー。」


珍しく、あゆみが私にくっついてきた。


「何?何?気持ち悪いよ?」


ベタベタと甘えるあゆみを引き離す。


「もう、どーしよう……。」

「は?何が?」


私がハテナマークを頭に浮かべていると、あゆみが何かを取り出した。

…携帯?


携帯…と言えば、そう言えば昨日からLINEの3−1同好会が炎上していた事を思い出す。


確か原因は…。


「あっ、あゆみ、大貴に告られたんだっけ!!」

「ちょ、声大きすぎ!!…どうしよう〜。」


そう言う事か!

大貴は、ずっとあゆみの事が好きだったもんね。