バシャー…
あー また始まった。
私の恐ろしく長い学校生活が…
「あんた、いつまで学校に来る気?
いい加減死ねば?」
そう言って2階から 水をかけてきた沙也加(さやか)。
私は、ビチョビチョに濡れた制服のまま教室に向かった。
体操服に着替えないのは、私の唯一の強みだから。
教室につくとそこは、戦地。
ガラガラッ
「おーい。今ドアが勝手に開いたぞー。」
「キャーッ こわーい。」
全く、馬鹿馬鹿しい。
私の机に向かうと、私の写真としおれた花が机の上に飾ってあった。
どうやら私は死んだことになってるらしい。
