受験というものが あるのをすっかり忘れていた 私はがっくりと肩を落として、 「はあ〜〜〜」 ため息ばかりついていた。 “浮かれるなよー” 先生のひとことが ずっしり私にのしかかる。 ううっ.......。 せっかく航綺くんと 同じクラスになれたのに.....! ちょっとぶつぶつ ひとりで文句を言っていると、 トントン と私の机をキレイな手が 数回叩いた。 .......? 下に下げていた顔を 上げて前を見てみると......。